好文木
「文を好めば則ち梅開き,学を廃すれば則ち梅開かず」 好文木(こうぶんぼく)とは梅の異称のことで、晋の武帝が学問に親しむと梅が咲き、学問を廃すると咲かなかったという中国の故事に由来します。 梅は中国から漢文化とともに日本へ渡来しました。多くの詩歌に詠まれ、古くは花見といえば観梅のことをさしたといわれています。 立春を迎え、余寒の中にも梅の香が春の気配を感じさせてくれます。