年々華美になっている様ですが、もとは素朴な人形に穢れを移したのが始まり。
雛壇に鎮座する形での雛人形、一般に広まったのは、江戸時代中ごろで、現在のような段飾りができたのは江戸時代後期といわれています。
雪洞 |
内親王(女雛) |
三方揃い |
親王(男雛) |
雪洞 |
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箪笥 |
挟み箱
長持ち |
鏡台 |
針箱 |
丸火鉢 |
丸火鉢 |
茶道具 |
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段飾りの内容
一段目
内裏雛(親王雛)が三方にのせられた桃花酒をはさんで鎮座している。
二段目
宮仕えの女官(三人官女)。高坏には紅白の丸餅がのせられている。この段の両側に貝桶を置くこともある。
三段目
五人囃子。 能の囃子方を模している。
四段目
随身。親王雛を補助する。向かって右が左大臣、左が右大臣。随身の間に供えられているのは御膳と菱餅。
五段目
三仕丁。立傘(笑い上戸)、沓台(泣き上戸)台笠(怒り上戸)。仕丁の両側には向かって右に左近桜、向かって左に右近橘。
六段目
飾り段。嫁入り道具か。
七段目
重箱、 駕籠、御所車。
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