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雛人形の本来の姿は、流し雛。人形(ひとがた)に身体の穢れを移し、海や川に流す風習が平安の昔からありました。厄災を人形に託し、穢れを祓い流し去る雛祭りの原型です。人形はもともとは紙や土で作られた素朴なものでした。今日でも鳥取の流し雛など古俗を色濃く残しています。

各地にみられる流し雛
鳥取県の一例
雛壇に飾った二組の人形(一組は昨年のもの、一組は今年のもの)を桟俵に菱餅や菓子、あられ、桃の枝や菜の花と一緒にのせて川に流します。

長野県の一例
子供達が河原で煮炊きした物を雛に供え、食したあと、古雛を桟俵にのせて流します。

その他、静岡県や和歌山県、奈良県などでも流し雛が行われています。

 

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