楓蔦黄
楓蔦黄(もみじつたきばむ・七十二候の第五十四候)
草木が色付く頃となりました。晩秋の景に冬の訪れが近いことを感じます。
紅葉(もみじ)
語源には諸説があります。
揉んで染め出す紅色「紅絹(もみ)」が転じて。
草木が赤や黄に色付くことを「紅葉つ・黄葉つ(もみつ)」や「紅葉づ(もみづ)」と呼び、名詞化した「もみち」が「もみぢ」さらに「もみじ」へ。
古くは「紅葉」よりも「黄葉」と記されることが多かった様です。
紅葉狩(もみじがり)
紅葉を求めて山に入ること。紅葉踏む。
色葉散る(いろはちる)
紅葉した葉が風に舞う様子。
冬紅葉(ふゆもみじ・残る紅葉)
散り残った紅葉のこと。冬の季語。
紅葉に関することば
柿紅葉(かきもみじ)
銀杏黄葉(いちょうもみじ)
蔦紅葉(つたもみじ)
草紅葉(くさもみじ・草の錦)
萍紅葉(うきぐさもみじ)
初紅葉(はつもみじ)
薄紅葉(うすもみじ)
照り紅葉(てりもみじ)
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