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木守柿


晩秋から初冬へ。
秋のさわやかな葉風の後には色葉の間を木枯らしが駆け抜け、落ち葉焚きの季節がやってきます。

落葉した木に柿の実がひとつ…初冬の一風景、「木守(こもり)」または「木守柿」とも呼ばれます。
来る年の実りを願って残しておく実のことで、この恵みを鳥とわかちあい、自然に返す意も込められているのだとか。ちなみに、木守(きもり、こもり、きまもり)とは木の番人、木に残しておく果実、最後に残ったものを意味します。

同様に、木守柚子があります。


【柿】学名:Diospyros kaki(神の果物 かき)
大変に滋養のある果物で「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われる程。
幹は木材、実は食用に、葉は煎じて飲用に、柿渋は防腐剤にもなります。

【季節だよりの頁】
楓蔦黄
木守柿
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